水晶の種類(色による分類)
代表的な水晶の仲間 色による分類
- ロッククリスタル(白水晶)
- ミルキークオー(乳石英)
- アメシスト(紫水晶)
- ローズクォーツ(紅水晶)
- スモーキークォーツ(煙水晶)
- シトリン(黄水晶)
- レモンクオーツ
- タンジェリンクオーツ
- アメトリン
ロッククリスタル Rock Crystal 水晶or白水晶
水晶、石英、クオ-ツ、クリスタル、といろいろな名前で呼ばれます。
石英は二酸化珪素が六方晶系の結晶構造をもっている物質です。このうち無色透明な結晶を水晶と呼んでいます。他の色付きの水晶と区別するため白水晶と呼ぶことも事があるようです。ギリシャ語で水を意味するrustallos に由来し、世界各地で産出される。英語では石英をQuartz、水晶をRock Crystalと言 います。
研磨していない原石は、水晶の面の角度に一定の法則があります。水晶の結晶の多くは6つの柱面を持ち、一つの頂点を形づくります。柱面同士は120度 の内角で隣り合わせしており、柱面と錘面の角度は約51.8度です。
パワーストーンと言えば、一番最初に名の出てくる石がこの水晶ですが、水晶にはすべてを浄化し、清め、幸運を招く力があると伝承され、いつの時代でも特別な存在として扱われてきたようです。また、占いに使用されたり、数珠、念珠、や建物の基礎に埋めたりとその力を利用してきた歴史があります。
ちなみに水晶に外部から電圧をかけると一定の振動数で振動し、これを利用したのがクオーツ時計です。
【商品掲載ページ】
クラスター大/クラスター小 /その他水晶クラスター/ヒマラヤ水晶クラスター/アーカンソー水晶クラスター/水晶原石ポイント/ヒマラヤ水晶ポイント/両錘(DT)/ハーキマー・エレスチャル/レーザー・レムリア/水晶ポリッシュポイント/丸玉/20mm丸玉/ブレスレット/ハートカット/勾玉/ストラップ/ペンダントトップ/PT一点もの
ミルキークオーツ Milky Quartz 乳石英
水晶内部の微細なインクルージョンにより薄く乳白色に見えるものを、その色合いからミルキークオーツと呼びます。カットするとインクルージョンの影響でスター効果の現れるものもあります。
ローズクォーツ 紅水晶 Rose Quartz
その色から薔薇石英とも呼ばれる。他の水晶とは異なり結晶形となることがまれ。ローズクオーツの丸玉やビーズの中には太陽光線の下や強い光を受けてスター効果を示すものもあります。特に透明感感のある結晶に浮き出るスターは大変美しいものです
シトリン 黄水晶 CITRIN
色合いがシトロンの果実によく似る事からシトリンという名前がついたと云われます。
水晶内に微量の鉄分を含み、透明な黄色をしています。 産出量は多くありません。レモン水晶(硫黄)とは成分が全く違い、色合いも異なります
黄色が金色に近いところから財産を暗示し、商売繁栄のお守りとして事業を営む人には大変好まれます。
アメシスト 紫水晶 Amethyst
水晶の中で、藤色~紫色のものをアメシストという。結晶内に微量の鉄分が入っており、自然界の放射線の影響でこの色になると言われます。
2月の誕生石。ギリシャ神話に登場するアメシストからその名が付けられたようです。酒神バッカスが乙女アメシストを喰い殺させようとしましたが、女神ダイアナの救いにより難を逃れ紫水晶になった、というお話があります。
昔からその気高い色は僧侶などの間で使われてきました。 染色技術が発達する前は、紫色を出すのが非常に難しい事でしたので、アメシストが発する紫色は特に珍重されたようです。
アメトリン
紫水晶(アメシスト)と黄水晶(シトリン)がまじりあったものでアメトリンとよばれます。
太陽光(自然光)に照らしてみますと紫色の部分と、黄色の部分が同じ結晶の中に一緒にはいっていることがよくわかります。
透明度がありはっきり2色に分かれているものは宝石扱いとなるようで貴重です。
スモーキークォーツ 煙水晶or茶水晶
淡褐色ないし暗褐色の色合いを持った水晶を煙水晶とよびます。
茶水晶とよばれることもあります。水晶中に含まれる微量のアルミニウムが自然界の放射能を受けて変色したものです。
更に黒くなり透明度がなくなると黒水晶(モリオン)と呼ばれます。
タンジェリンクオーツ Tangerine Quartz
当SHOP“タンジェリン”を象徴する水晶です。
名前を拝借しました。
表面に付着した鉄分が酸化しこのオレンジ色に染ま るようです。クラスターの底部や結晶の折れた部分を見ますと、いわゆる“白水晶”ですので、内部までが酸化鉄に覆われているわけではないようです。
その為、オレンジ色でも独特の色合いを持っており、内部にレインボーがある場合など、そのグラデーションの味わいには大変惹かれるものがあります。
レモンクオーツ
サルファー(硫黄)が入ることによって、このレモン色になります。
原石を硬いもので削るとわずかに硫黄の臭いがします。
シトリンの色合いとは違い、レモン色がとてもさわやかな印象を与えています。